京都府庁の庭です。春は後ろの枝垂桜が見事に咲きます。
秋の彫刻展が開かれていました。
先週終わりましたが、横のもみじが紅葉していたら、
更に京都らしいシーンを作っていたでしょう。
旧庁舎の階段を上ります。
クラシックな装飾の施された重厚な木造の室内に
彫刻の作品群がしっくり納まっていました。
特別な小部屋の空間に高く飛翔している和紙の家。
ノブコウエダさんの作品です。
家の下には石の本。
いつも文字がありませんが、今回の新刊には木が枝をいっぱいに拡げて彫られています。
この部屋は時間によって光線が変わり、いつにもまして作品の魅力をアップしたそうです。
古典的な人物像も多いのですが、こんな作品も。
モーターで針金が波のような動きをします。
会場と作品の幸せな関係を思わせる展覧会でした。