船端を叩く波としぶきが
だんだん強くなり
船は、ぐるぐると石畳の上を回ります。
青年たちが、重たい船を何回も何回も押します。
衣装は浴衣に見えるけれど、縮緬の着物だそうです!
雨が降ってきても、中止にはならないとか。
豪華な長崎刺繍の衣装を着けた小学生の漁師。船の上のお囃子も子共たち。
長崎の友人に誘われて初めて見たおくんちです。
諏訪神社へ各町内の山車は7年に一度の奉納なんですね。
そのせいか、どの山車も町内の人々も真剣で、晴れがましさに満ちています。
友人の育った町内からは、鯨の潮吹き。
鯨は高々と潮を噴き上げますが、鯨に貼ってあるのは黒い絹布だそうで、びっくり。
彼女のお兄さんたちもかつてこの重い鯨を引き、息子さんたちも幼い時参加したそうです。
シーボルトも、鯨が潮を吹くのを見た、との記録が。