前回のjamaginさんのコメントに「岩窟王」のことが出てきました。
子どもの時夢中だった、デュマの冒険物語。
若い船員が無実の罪で14年も絶海の孤島に投獄され、
嵐の夜に脱獄してから、富豪となり、復讐をしていく・・という話。
(牢獄の壁を掘っていく。隣室のファリャ牧師と知り合う)
(嵐の夜に死体と入れ替わり、海へなげ落とされて脱獄。)
この物語のどこにキツネのテブクロが出てくるのか、
ダイジェスト版なので分りませんでした。
20年ほど前、思いがかなって
マルセイユの沖合いのこの島に行きました!
真夏だったので、陰惨なところは何もなく、ただの地中海の明るい島でした。
牢獄にも使われたことのある城塞の前の広場には、咲き終わったケシが。
種をとって持ち帰り、団地のベランダで育て、
真っ赤な花が手すりからたくさんはみ出すほど、咲かせたことを思い出しました。
結局またヒナゲシの話になりましたね。