昨日の夕方4時から 美山のかやぶき美術館でバイオリンとギターのデュオコンサートがありました。
幸運にも車に便乗させていただけて、あきらめていた 美山の会場に到着!
夕方の風と陽を受けて、演奏が始まるのを待ちます。 ワクワク。
バイオリンは斎藤牧子さん、ギターは溝渕仁啓氏。
まずヴァイオリン独奏。バッハの「無伴奏ヴァイオリンパルティ―タ1番」のドゥブルで始まりました。
古い日本家屋によく通り、心に染み込む美しい弦の音です。
作品展のテーマは「祈り」。 花器になっている作品は、
3.11の津波で被害を受けた大槌町の倒木で作られているそうです。
ヴィラ・ロボスのショーロ1番 などギターの独奏も。
ちょうど舞台の背景となっている作品は
東北の支援を続けている染色家の板絵。柿渋や染料で描かれています。
花器は大槌町の倒木から。
妹さんとお兄さん。
東京藝大を出て主に関東で活躍しておられる妹さんが、
昨年大怪我をされて かなり回復された染色家のお兄さんの作品展を祝って
企画して下さったコンサートだそうです。
このような優しく息の合ったデュオコンサートは久しぶり、と身も心も酸素がいっぱいになったのでした。
「染めとバスケタリーの二人展」 は10月19日(日) まで。美山かやぶき美術館 でやっています。