一月に高松へ行き、あこがれの金毘羅さんに詣でました。
その時、パンフレットを発見して、家族の一人が強烈に推薦したのがここ。
まだ、大河ドラマも始まっていなかったので、いったいどんなところ?と
訪ねて行きました。
寒風吹きすさぶ海べりの、空き地と倉庫の一角にありました。(目の前は屋島です)
建物におそるおそる足を踏み入れると、
いきなり、このシーン。しかも、頭上から!
ひよどり越えで崖からなだれ落ちる義経達の人形です。
う~ん、何と反応していいのか・・。
家族は昔からの大大平家物語ファンなので、熱心に見入っていますが・・・
暗く、寒く、だだっ広い館内にあるたくさんの蝋人形はねえ・・。
でも人形も衣装も武具もとてもキチンと作ってあり、物語のハイライトを忠実に再現してあります。
真面目です。
群衆シーンや、壇ノ浦の戦いなど、たくさんの人形が使われています。
後白河法皇がくせ者に襲われるシーン。
京都の鹿ケ谷の山道を、あの大天狗の後白河法皇が部下に守られて戻ってくる様を
私が目にしているような、現実感があり、実は一番心に残ったシーンです。
それにしても不思議な博物館なので、切符売り兼、ただ一人の館員の女性に聞いたら、
バブルの頃にすごい大金をかけて作られた膨大な数の人形らしいです。
もとのオーナーが撤退した後、続けておられるのだとか。
大河ドラマの影響で、今頃はとても賑わっていることを祈ります。
何とか続いてほしいです。