午後はいよいよカテドラルのある旧市街へ。
L氏が「バスがいい。その後トラムに乗り換えたら終点。簡単だよ」と
事も無げに言うので、不安ながらも
ここでぐずったら女がすたる(?)とばかりに必死で出発しました。
目の前のバス停には学生がいっぱい。「どうやって乗るの?」
と聞くと「あそこのキオスクでチケットを買う」とのこと。
あった、近くにキオスク。が、そこのおじさんはスペイン語しか話さない。
しかも両手に一枚ずつ回数券を持って「どっち?」と聞くではないか。
ままよ、高い方!(これが大正解でした)
学生さんが全部乗るのを待って、その通りにマネしてチケットを機械に入れる。やた。
先ほど歩いた公園の少し先が終点。皆降りる、間違いなし。
トラムに乗り換える・・・どこかいな?
中年のご婦人に聞くと、手振りで交差点の向うを指差す。「ワタシモイキマス」
と手まね。トラムに乗っても一生懸命無言で手まね。ほほえましい。
2駅目がカテドラル前で、向うの席から「ココヨ」と無言でにっこり。
降りると人が三々五々歩いているけれど、なんか舞台みたいで妙。
そうか・・車がないんだ・・・旧市外は乗り入れ禁止とはこのこと。
世界の三大カテドラルに数えられる大規模なカテドラル。
セビリアは数百年モーロ人の都だったので、カテドラルも
もともとイスラム寺院だったところに建てられたそう。
ヒラルダの塔はもとはイスラム教のミナレットで、当時の塔の姿を残す貴重なものだそう。
壁面の装飾がとても繊細で美しい。
内部は明日に回し、次の目的地へ。